盲導犬についても、たくさん学んだ。情報源は、映画「クイール」だった。
また、僕が幼い時に見た、シナノ企画の、「翔べ!ペガサス」というアニメも、わざわざ実家からビデオを送ってもらって、何度も見た。(視覚障害者の心の中が、よくわかるアニメです。舞台は、千葉県立盲学校です。盲学校、寄宿舎生活についても、多少、学ぶことができます。詳しくは、ココ)
そんなこんなで、どんどん視覚障害に関する知識を学びとっていった。
同時に、僕は、自分の専攻する情報システム工学で、視覚障害者のために貢献できる道を、模索していた。
知っていることと、理解していることは違う、と世間は言う。
同様に、視覚障害について、または視覚障害者について知ることは、視覚障害者の心を知る、つまり理解することと、必ずしもイコールで結べるとは限らない。視覚障害者と、ともに人生を歩みながら、彼らを「一人の人間」として、または、「一人の友人」として理解していくことこそが、視覚障害者の心を知る、基本であるべきだと、僕は思う。「知る」は、決して、静的なものではなく、動的なものでなくてはいけない。
今回の話に限って言えば、「知る」は、「理解していく過程」の中から生まれるべきだ。
これは、彼と会うことを、強く意義づけた。
